現実2
高校生の時に書いた日記です。ノンフィクションの物語。
[現在、現実1]
時計をみました、今1時です
今、僕は勉強の休憩にベッドで転がりながら 色々な携帯サイトを見てました
携帯サイトというのは、実に色々なサイトがありますね
色々なサイトがリンクしあってて、見ようと思えば、どんなにすごいものでも見れるんですよ
しかし、最近僕は、裏情報と呼ばれるサイト、例えば、携帯の裏技などが載ってるサイトを見るのが好きなんですね
そして、今も見ています
ふと、変なかんじがしました
[現実2、夢1(自覚なし)]
僕はそれが嫌になって、外に出たくなって、でました
外は夜のはずなのに、薄暗いです
僕はまるで引っ張られるかのように、ある繁華街に来ていました
よく来る繁華街です
いや、よく[この状態]の時に来る繁華街です
その繁華街で、高校の友達2人と合流しました
そして、いつものピンクのライトで照らされているお店へ
そのお店は入り口から地下室になっています なんだかとってもいい雰囲気ですね
階段を降りると、店員が待ってました
アニメの顔、3Dのキャラみたいな、めっちゃかわいい店員がバニーガールの姿で出迎えてくれました バニーガールってとてつもなく古いですね
その店員さんはいつもの部屋へ連れてってくれました
そこには、でっかいゲーム機のようなものがありました
ゲーセンの太鼓の達人を思い浮かべてください
そのゲームの前にたつと、店員さんはヘッドホンと目隠しをくれました
僕達、3人はいつものようにそれをつけ、ゲームを始めました
[夢2、ゲーム内(自覚なし)]
ゲームを始めると、選択画面が出てきました
ごめんなさい、先に今の状態を説明します
目隠しをして、ゲームを始めると、自分達が何かゲームの中に入ってしまってるという状況です *これはもしかすると山田なんとか(リアル鬼ごっこの人)さんのAコースって本からきてるのかもしれないです
選択欄には、色々なシチュエーションがあります
*ここからさき、ちょっとエロくなるかもなんで、注意してください
シチュエーションには、
・「看護婦さんにしごいてもらう」
・「女子校の先生」など、
たくさんのエロいシチュエーションがあります
僕はいつものように、迷わず、看護婦さんを選びました
するといきなり空間が飛びました
ここは病院の一室 足が折れてます
そうすると、さっきの店の店員が看護婦さんの姿でやってきました
そして、 *************** **となりました
最後までいくと、ゲームが終わりました
僕は満足したんで、その店の階段を上がり、みんなで帰ろうとしました
その時気づきました。
・・・「これ夢だ」
[現実2、夢1(自覚あり)]
夢だと気付いた瞬間焦りました
今、現実の世界[現実1]は勉強の途中だから、早くもどらなきゃ、と思いました
最近自分はこの、夢の中で、夢だと気付くという現象がとても多いんです
そして、いつもなら、 「強く願う」 これが、現実に戻る鍵なんで、いつものように強く願いました
ところが、今回は全然上手くいきません 何回もやってみました 何回も、何回も 全然ダメです すっごく頭がいたくなったんで、やめました
諦めて、ぼーっとしているうちに すごく怖くなってきました
このままだと、現実に帰れなくなる でも、なすすべがありません
しばらくして、家に帰りました
どうしようもなく、部屋に戻って、ベッドに寝ました 今、現実でも、こんなかんじで寝てるのかな、と思いながら、転がりました そのうちに寝てしまいました
[夢3(僕の脳内)]
ふと気が付くと、何か、機会の中身を開けた、機会の図面みたいな所に立ってました
近くには、高校のギター部の友達が1人いて、機会の1つを見ながら、こういってます 「あー、この回路がやられると、戻れないんだよな」
聞くところによると、どうやら、ここは僕の脳らしいです
そして、携帯の見すぎで、ある回路がショートして、現実にもどれなくなったらしいんです とても困りましたね、どうしよう
そう思っていたら目が覚めました。
[現実2?(判断できない)]
目をさますと、本当に不安になりました
と、同時にある方法を思い出しました
それは、この夢の中で、 「死ぬ」 事です
この方法は、今までに2回やった事がありました
そして、すかさず窓を開けて、頭から2階から落ちようとしました
その瞬間思いました 「ここは本当に夢なのか?」
ここが夢だとしたら、話は早いです
この場で死んで、もとに戻って、終わり
でも、もし、ここが、現実だとしたら…
こんなに長い間、[この状態]が続くのは、初めてなんで、段々、ここは本当に夢なのかわかんなくなってきました
もしかしたら、現実なのかもしれない、と思ってしまうようにもなりました
なので、ここで死ぬことは、絶対に出来なくなりました
なので、まず、自分が本当はどこにいるのかを確認する事から始めました
[現実1.5]
まず、妹を見に行きました 寝てます
次に親を見に行きました 寝てます
これだと、どっちかわかんなくなりました
他に確認方法がないので、暇潰しに携帯をいじりました mixiを見ました
一回読んだ同じ日記をもう一度。
一通り読み終わって、ふと気が付きました
僕は、一番最初に寝た時 [現実1]の時に 枕の隣に村上春樹の本が置いてあったのを思い出しました
枕の横を見てみました
ないです
これはまだ夢[現実2]なんだとわかりました
その瞬間、部屋の電気が消えて、天井に何かが現れました
[現実2、夢1]
それは、馬みたいな生き物で、じっと僕を睨んでます
正直、馬でほっとしました
もっと怖い、例えば首がない人間とかだったら、気絶してました
少し安心していると、馬は僕にいいました
「鍵を探せ」
そういうと、消えていなくなりました
部屋も明るくなりました 僕は、「鍵」を探しに、外に行きました
でも、実際、鍵がなんなのか、わかりません
とりあえず、[現実2]のいつもの商店街へ行きました
そして、あの店へ向かいました
地下へと続く階段をかけ降りて、店員を押さえつけて、いいました
「鍵をかえせ」
すると、店員は 突然 奇妙な声で笑い始めました
そして、走りながら逃げてしまいました
僕は唖然として、たちつくしていました が、ここにあるゲーム機に気付きました
そして、ゲームの世界に入り込みました
[夢2(ゲーム内)]
選択肢を色々見てみました
すると、一番下の選択肢に 「鍵の夢」 がありました
それを選択しました 場所が変わりました
見たことのないマンションです
部屋には誰もいません その部屋のテレビの上には、
何かの動物の頭蓋骨みたいなのがありました
よくみると、さっきの馬の頭蓋骨です
もっとよくみると、その頭蓋骨の頭のさきに、角みたいのが生えてました そ
れで、僕は、理解しました
このシチュエーションは、読んでた村上春樹の本にでてくる、主人公のマンションでした それがわかると、テレビに、ある文字が表示されました 「全てはお前の中にある」
[ある体験]
僕はこの前、学校の倫理の授業で、ソクラテスについて習いました
彼は昔の政治家達に こんな事を教えていました
「何かを知る」というのは、
すでに、今までの自分の経験によって、自分の中にあるものを
誰かや、何かによって、引きだされることによって
、「知る」 ということになるんだ
[夢2(ゲーム内、マンションの一室)]
「全てはお前の中にある」
その言葉によって、僕は、全てを理解しました
全てを知りました
[現実2、夢1]
ゲームをやめて、家に帰りました
部屋につくと、僕は ポケットから村上春樹の小説、 「鍵」をとりました
ポケットにあることは知っていました
僕の夢ですから 全部知ってます この後どうすればいいかも
僕は、枕の隣に小説をおいて、携帯をいじり始めました
携帯のサイトには、本当に、たくさんのサイトがありますね
僕は、そのまま寝てしまいました
そして、起きました さっきと全く同じ状態です
しかし、外がちゃんと暗いんで、これが現実だとわかりました
[現実1]
まず、すごくほっとしました 現実に帰ってこれて
そして、すごく疲れました 、汗だくでした
しばらくぼーっとしていました
そして、テレビをつけました
するとそのとき アニメがやっていて、かわいい女の人が笑っていました
・・・僕はビックリして、テレビを消しました
なんでかって、 さっきの逃げてった女の人と全く同じ顔だったからです
それによって、僕は ここがどこなのか、現実なのか、またわからなくなりました
だから今、日記をかいてます
この日記を書き終えて、寝て、起きてかかれてたら 今ここは現実です
しかし、書かれてなかったら、
僕は一生、この無限ループからぬけれないでしょう
ここが現実だと信じて書きます
もし、みなさんにこの日記が伝らないとなると、
いま、ぼくは
ど
こ に
い る ん
で
し
ょ う
か
?