「バカの壁崩壊」 DMB#07
Dhingana Mail バックナンバーシリーズ (DMB)
2011.11.18 Dhingana Mail #07
養老孟司さんの「バカの壁」って読んだことありますか?
自分は高校生の頃初めて読んで、
全く理解できずにbookoffに買った一時間後に売りに行きました。
最近また読んでみたので、一部を抜粋して自分なりの解釈を話したいと思います。
脳の働き・・・「y=ax」 五感から入力して運動系から出力する間、脳は何をしているか。入力された情報を脳の中で回して動かしているわけです。 この入力をx、出力をyとします。すると、y=axという一次方程式のモデルが考えられます。 何らかの入力情報xに、脳の中でaという係数をかけて出てきた結果、反応がyというモデルです。 非常に特殊なケースとしてa=ゼロということがあります。 この場合は、入力は何を入れても出力はない。出力がないということは、行動に影響しないということです。 行動に影響しない入力はその人にとっては現実ではない、ということになる。
⇒これがバカの壁と。
まあ自分も完全に理解できたわけではないのですが、
自分の解釈だと このaというのは人の頭のよさとか回転の問題で、 例えば何冊も漫画読んだり何本も映画みたりしても、 感想聞くと「いやー面白かったんだ」みたいな人っていますよね。
例えばそれが本当に娯楽としてめちゃ稼いでる人がテレビ流すように映画見てるならわかるのですが、 「俺は映画めちゃくちゃみてんだ!どやっ」って人がそうだったりすると おお!これは見事なa=0、00001!とかって思っちゃいます。
でもそんなaの値が、0に限りなく近い人もフィーチャーされる時代になってるのかなとも思います。
バカの壁発売が2003年で、そっから10年近く経った今、バカの壁が崩壊するんじゃないかと思っています。
例えば、天然キャラなんてそれのいい例で、y=axを、 yをコメントの返しの値だとして、xを例えばジュニアさんが話したフリだとする。 そこに本当にわけわかんない、野生爆弾のロッシーみたいな頭の持ち主がaを掛けると、 みんなの期待値のyから予期せぬズレが発生して、大爆発が起きたりします。
昔だったら例えば上岡龍太郎さんや大橋巨泉さんなんかがそのyを聞いたら 「なんだこいつは、知性も何もありゃしない」でバッサリ切られてた時代ですが、 よくも悪くもそれが認められるようになった寛容な時代になりました。
なので自分は時には1+1は?って聞いたらチンコだして5! とかって言う奴に会ったら「OH! NEW AGE HAS COME!」とちんこを触ってやろうと思います
==Dhingana Mail ==
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