「たかが100円理論」DMB#21
Dhingana Mail バックナンバーシリーズ (DMB)
2013.2.24 Dhingana Mail #21
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「たかが100円理論」
ついこの間までiPadの戦略ゲーム?的なものに ハマってしまってました。
100種類ぐらいある部隊や武器や トラップの中からいくつか選んで配置して、
遠くからやって来る敵から城を守るゲームなんですけど、
シチュエーションによって配置や部隊変えたり、
わざと相手を呼びよせてトラップに掛けたり、
んで、資金も限られてるので、頭使って効率よく 相手を倒す方法を練らなきゃいけないんですけど、
これが、
はまる!
永遠に出来る。
んで、 面白い、気持ちいわ~と思ったのが、
その資金が課金式で買えるようになってるんですね。
「100円で、10000ソッペン買えますよ。」 みたいな。
「そんなんで金使うようなのはアホだ!」 とかって思う人もいるかもしれませんが、 本当に強い相手出てきて、 でそれが丁度資金繰りに失敗して金欠だったりした時に 「ま、100円だったらいいっしょ!」 的な気持ちになるんです、これが!
「100円払う??アプリに100円払う馬鹿なんているの???」 と、
大学1年生意識高い系学生だった自分の心は急展開、
「時給の1/10っしょ」 という時給と比較しだすパターン。
「缶ジュースと同じ値段かそれより安いだよ!」 何か他の商品と比較しだすパターン。
様々な「100円、たかが100円理論」 を詰めていく根拠探し。
受験で回らなかった頭が、ここぞとばかりに動き始める。
気が付けば、世界史の知識で仕立てあげられた 「たかが100円」理論。
「ササン朝ペルシアを超える強いチーム作るのは
100円ぐらいの投資は絶対必要っしょ!」 …
そして結局800円ぐらい使ってしまい、 ガチの反省と共に、 脅威の早さで全クリして速攻削除笑
本当に何のための時間だったのか笑
こわい。
これは別な見方をしたら、 このゲームのシステム考えた人を ベタ褒めしなきゃいけないんでしょうが、 このシステムで出る被害はめっちゃ大きいでしょう。
一体、総計して「何時間」が敵の王国を 倒すために使われてるんでしょうか。
結構ダウンロード数は多い。
一体、時給に換算したら 「何ソッペン」払われているのでしょうか。。
多分、1000を超す王国を倒し、 わざわざ見せしめに「木工用ボンド」 を敵の兵士全員の顔に塗りたくっても、まだ余る。
何をしてるんだ自分!
自分の時給をソッペンに換算して、 そんな趣味悪い事をしてていいのか!
しかし、いい勉強になりました。 最近の、greeとかモバゲーのソーシャルゲームの 重課金被害は自分の中で全く意味の分からないものだったけど、 やっとリンクしました。
ガチでこの連鎖は止めないとやばい。
ソーシャルゲームの中では、ソッペンが買い占められ、宇宙が制覇され、 悪の手に渡り、君は奴隷になってるかもしれないんだ!
止めよう。この被害!
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