「極論」DMB#22
Dhingana Mail バックナンバーシリーズ (DMB)
2013.3.3 Dhingana Mail #22
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「極論」についてちょっと考えてみました。
論の端とは、固定観念が創る壁みたいなものです。
同時に極論というのは固定観念が無い人が圧倒的に有利な技です。
例えば、もうカラカラになるぐらい出し尽くされてる話「労働と教育」みたいな問題で、 機械によって人間の労働環境が失われるこれからの人間の教育は、創造的な部分を伸ばしたほうがいい。
みたいな話。
これは、すべての労働機会が機械に奪われたという未来の話、極論の一つです。
そして「子供には創造的な教育を多くしなければならない」。90%ここで終わります。
ここでこの話がストップしてしまう理由は、「機械より人間のほうが上の立場」という固定観念が存在するからです。 多くのSFの作品で人間と機械の戦争が起き、人間が勝つストーリーを描くのは その監督、原作者の頭の中に、絶対的な人間の優位性が確立されてしまってるからじゃないのかと考えます。
そして、この固定観念が少なければ少ないほど極論を武器に出来ます。
例えば、ホリエモンなんかは、極論使いの1人です。
固定観念をあまり持たず、制限の無い自由な思考回路で遊ぶことが出来るので、 議論でも圧倒的な極論を話すことが出来るのと、その極論の結果、新しい時代を切り開く行動も出来たんだと思います。
そして、この極論のレベルは、若ければ比較的高いものです。
大人たちに比べて持つ固定観念、浅い極論を創ってしまう壁がないからです。
もちろん成長の中で、固定観念を植え付けられた後に、外した方が極論のレベルは高くなりますが。
そしてその極論のレベルは、高ければ高いほど、絶対的に価値のあるものべきものであってほしいと思います。
例え、その結果がマイナスのエネルギーを産んだとしても、自分はそうあるべきなのかなと、今、思っておきたいです。
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