yusucasting

ORDO Records 代表 & Dhingana Radio Station 放送作家 yusucaster のブログ

「なめことポケモン」DMB#25

Dhingana Mail バックナンバーシリーズ (DMB)

2013.3.24  Dhingana Mail #25

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先週で、バイト先だった子供英会話教室が閉校しちゃいました。

1年間やってたのでせっかく仲良くなれた子達と別れるのは結構さみしいです。

 

最後にプレゼントでおでこに張っていただいたなめこのシール。

取るの忘れてそのまま中央線のったりしてました。

 

なめこ。

スマートフォンアプリ、なめこ。

 

バイト中その子達と話してると驚きます。

学校とかで、なめこやってない人はいないぐらいの人気らしいです。

 

小学生でスマホ持ってる子達は5割ぐらいいて、

持ってない人はお母さんのスマホを占領するほどの熱中さ。

 

んで俺の小学校の頃を思い出すと、当時は遊戯王カードかポケモンが大流行してました。

 

もう10年前。。。

でこぽんの龍也は、遊戯王カードのデッキが友達に隠され、警察に親と相談しにいったという伝説を持っています。 警察沙汰になるぐらい子供が熱中するゲームでした。

 

んで、やっぱ何が面白かったかというと、 「収集」と「育てる」要素はもちろんですが一番のポイントは敵を倒した時の爽快感だったのかと。

シゲルのカメックスとか、ワタルのカイリュー倒した時のポシューンて音を聞いた時の「よっしゃー!感」

 

そんな中なめこの流行を見て、実際自分でもやってみて、当時のブーム達と比べてみました。 「収集」と「育てる」要素はありました。

しかし、

闘いが、

ありません。

 

その代わりに、なめこを抜くときに、なんともいえぬ爽快感。

 

「ぶぶっぶこぶこっ ヒャッポ〜」www

ふざけんな!!w

気持ちよすぎだろ!!!w

 

そこで満足してしまった自分は、 闘いに勝った爽快感というのは、

なめこを抜く爽快感で交換可能なんだと。

 

子供を引きつけるための3原則の1つ「闘い」は、時代遅れなのかと。

 

「負けたくやしさは 震えるほどだけど 

 握りこぶしをほどいて ズボンで汗拭き握手しよう」

 

あのポケモンの名曲、「ライバル」

サトシがなぜか技名を最初に言いまくる狂気じみたオープニングテーマのこのフレーズ。

もうこの歌を歌う世代はいないのかもしれないと。

 

「時の流れは不思議だね どっちが勝ったか ねえ 覚えてる?」

 ん? あれ? 

そういえば その歌にこんなフレーズあったな。

 

これは、闘いがなくなってしまった世界を暗示してるのか?

 

もう少し後の歌詞を見てみよう。。。 。。

 

なんだこれ。。

 

あああ。。。

 

「選んだ道は 同じだから 同じ夢を語り合う」

 

 

 

2050年。

 

争いの無い平和な国を創る為に、世界政府が発令した

「同じ道あるこう法」

 

世界の民は、望んだ「平和」を守る為に、

闘いを無くし、個性を無くし、 笑顔で同じ夢を語り合うのであった。

 

==Dhingana Mail ==

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