yusucasting

ORDO Records 代表 & Dhingana Radio Station 放送作家 yusucaster のブログ

google+考察

7月からgoogleが始めたSNS、「google+」。

木下さんと串岡さんに招待をもらい始めてみましたが、最初はなかなか使い勝手がわからず。。。

しかし、他の人たちの考察を見たり、色々と試しているうちに、一つの結論に達したので、まとめてみます。

Google+は全てのSNSを消し去る可能性を持つ!?」

皆さんは、いくつのSNSのアカウントを持っていますか?多くの人が複数のSNSでアカウントを持っていると思います。

自分も Facebook twitter mixi 、さらにblogも含めると、アメブロはてなTumblrなど複数のSNSを使っています。

そして、それぞれのSNSで、異なる内容の発言をしています。

 

僕の場合、例えば

 

mixi・・・リアル友人 に対しては

 

 

 

 

facebook・・・留学繋がり、英語発信、に対しては

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

twitter・・・発言繋がり、面白い話をしたい人 に対しては

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、人によって使い分けています。

SNS別に共有の相手、対象が違うので、それぞれのSNSでそれぞれの発言をします。

 

しかし、Google+の「サークル」という概念はこれらを全て凌駕するモノでした。

twitterにも書いたのですが、

例えば バカ言い合える親友のA ビジネスを一緒にやっているまじめな話をする付き合いのB 家族のC がいたとします。

既存のSNSでは、一つの発言がこの3人に同時に共有されてしまいます。
例えばBとファンドレイジングの話をしたくてその発言をすると、AにもCにも共有され、2人にとっては???です。

Google+はそれら「異なった付き合い方をしている人たちの一つのSNS内での共存」を可能にしました。

例えばAなどが入る「親友」 Bなどが入る「ビジネス」 Cが入る「家族」 というサークルを創り、
共有したい発言を、サークル別にすることが出来ます。
僕や、多数のSNSを使っている方が使い分けている方法を、一つのSNS内で簡単に出来るようになります。

そして、サークルの分け方は他人には見られないので、自由に分けることが出来ます。

ここがポイントです!

現実世界で僕たちがやっている事をgoogle+は形にした、と言われています。

どういう事か、面白い考察を引用します。

Google+ を触ってもっとも強烈に感じたのは、Google+ は「I (私)」目線のサービスである、というメッセージ。サークルという概念はすべて「自分」が主体。読むのも、書くのも、「自分」が「他者」を選び取る。選択された人が「自分」が発信した発言を見るかどうかは分からない。投げっぱなし。

一方、Facebook はの概念は「We(私たち)」なんだよね、多分。友達にしてもグループにしても、必ず「誰と」が意識される作りになっている。

だからこそ、Google+ は現実世界に近いのだと思う。現実世界では何事も相互認証であることは少ない。ぶっちゃけ自分が友達だと思ってても、相手はそうでもなかったり。そして誰に何を伝えたいのか。それはある程度、ゆるくグルーピング化された人たちをイメージしていることが多い。

その人間の多面性を、Google+ の「サークル」という概念は、かなりシンプルに実装しているなぁと思う。

人と知り合い、繋がるときに、「この人はこのグループ」、「あの人はあのグループ」というのを頭の中で、自分の中だけで、
毎回分けていきます。 相手に知られない、「こういう繋がり」というのを自分の中だけで持っています。

それを形にしたのがGoogle+。このコンセプトは本当に面白い!

そして、もし、Google+ユーザーが拡大して、他のSNSユーザーが使い始めたら、共存は難しいと思います。
他のSNSを使い、発言や付き合い方を分ける必要が無くなってしまいますから。

これから色んな機能が加わり始め、ユーザーにとってメリットが更に増えればその可能性も無くないと僕は思っています。

facebookなどは必死にってskypeとの連携などで手を打ってきています。ほかのSNSの対抗策も見物です。

新しい形のコンセプトを持つGoogle+、是非一度使ってみてください!